地域コミュニティへの貢献
国内での取り組み
埼玉県の工業高校生を対象に、企業体験実習を開催
学生の情報通信業界への理解促進及び地域貢献活動の一環として、埼玉県立川口工業高等学校情報通信課の生徒を対象に、企業体験実習を実施しています。当社社員による通信の仕組みや技能五輪への取り組みに関する講義、光ファイバ融着接続・収納実習、高所作業車試乗、マンホール入孔体験、テレビ用同軸コネクタ作成実習など、通信設備に関する最新のものづくりの現場を体験できる実習内容となっています。
2日間の日程で実施し、約70名の高校生に参加いただきました。
「高専ワイヤレステックコンテスト」に協賛
当社は、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会が主催する、全国の高等専門学校(以下、高専)の学生を対象としたワイヤレス技術のコンテスト「高専ワイヤレステックコンテスト2023(WiCON2023)」にプラチナ協賛しています。
本コンテストは、地域に密接し、高度な技術を育成している全国の高専におけるワイヤレス人財の育成とともに、高専生のものづくりに長けた技術力や独創的なアイデアを活かすことにより、地域課題の解決や地域に根付くビジネス・サービスの創出に取り組むことを目的としています。当社はこうした主旨に賛同し、地域課題解決と未来を創造する人財育成への貢献のひとつとして、本コンテストに協賛しています。
海外での取り組み
アジア各国の電気通信技術者・事業従事者への教育研修支援
BHNテレコム支援協議会※が実施する「第23回 BHN人材育成プログラム」の後期研修の一環として、11月29日、埼玉県和光市の当社中央技術研修センターにおいて、当社の社員が講師となりアジア6カ国(バングラデシュ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、スリランカ)の研修員7名に光アクセス施工の技術者育成に関する研修を実施しました。
「BHN人材育成プログラム」は、BHNテレコム支援協議会がアジア各国の情報通信分野の行政や通信事業に従事する将来を嘱望された参加研修員に対し、専門知識と幅広い見識を養い、バランス感覚と国際感覚を身につけてもらえるような研修内容を実施しています。
※NTTなどの情報通信産業の関係者により、「情報通信分野で培われた技術を生かし、発展途上国のBHN(Basic Human Needs)達成に向けての自助努力を支援する」目的で、1992年9月に設立。発展途上国の地域開発協力と医療施設への支援(テレコム人道支援)や大規模災害の被災者や紛争による難民への緊急支援、さらには発展途上国電気通信関係者の人材育成などを実施しています。
子会社のDeClout社がシンガポール産業奨学⾦※に参加
シンガポールに本社を置く当社子会社のDeClout Pte. Ltd.が、2018年よりスポンサー企業として参加しているシンガポール産業奨学⾦(SgIS)プログラムの受賞式が行われ、DeClout社CEOのVesmond Wongが出席、2022年度受賞の学生に対しSgIS賞を贈呈しました。
スポンサー企業は本制度を希望する学生に対し奨学金を提供し、選考通過者はスポンサー企業においてのインターンシップ等のプログラム通じ、コアスキルおよびコンピテンシー開発に努め、卒業後はスポンサー企業にてキャリアをスタートさせることが選択できます。
DeClout社はこれからも、本取り組みを継続し、次世代リーダーの育成に貢献していきます。
※シンガポール政府と提携している唯一の多業種向け奨学金で、シンガポール市民に対して国内外での大学教育の段階で奨学金を提供しています。
グループ会社の取り組み
福岡県糸島市における松林の再生・保全活動への参加(西部電気工業)
当社グループの西部電気工業株式会社(本社:福岡市)では、地域社会とのコミュニケーションおよび課題解決に向けた取り組みとして、2015年より「糸島市松林保全アダプト事業」に参画し、グループ社員とその家族およびOB会等で松林の清掃・美化活動を実施しています。
この事業では、福井海岸の市有林、幣の浜の市有林および国有林を多くの区画に分け、区画一つひとつを」「養子」(アダプト)に見立てます。企業や市民などは、松林の「里親」として、養子である松林の清掃・美化活動を実施します。西部電気工業は、「里親」のひとりとして本事業に参加し、松林の保全に貢献しています。
募金やフードバンクによる社会福祉への貢献(シーキューブ)
シーキューブ株式会社(本社:名古屋市)では、各事務所に募金箱を設置し、年間を通じて募金活動を実施しています。集まった募金は社会福祉団体などへ寄託し、社会福祉の充実に貢献しています。
また、賞味期限の迫った災害備蓄品をNPO法人へ寄付し、フードバンク活動を積極的に推進しています。