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当社初、自社による蓄電設備の構築・運用を開始 ~実運用に基づくノウハウ蓄積による蓄電所EPC事業を強化~

2026年5月11日

エクシオグループ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梶村 啓吾)は、従来から展開している蓄電所EPC(※1)事業の強化に向け、蓄電所事業者目線でのノウハウを蓄積することを目的に、当社として初めて、自社による蓄電設備の構築・運用を開始することとしましたのでお知らせします。
カーボンニュートラルの実現に向け再生可能エネルギーの主力電源化が進むなか、電力系統の安定化を支える基盤インフラとして蓄電所の重要性が高まっています。こうした背景のもと、当社は2023年よりEPC事業者として蓄電所の構築に取り組んでまいりました。
蓄電所事業はFIT等の太陽光発電事業と同様に、安定的な稼働により長期間にわたり収益を生む事業として、多くの事業者が参入を進めています。一方で、各種協議・認可プロセスの複雑化や、電力市場と連動した安定稼働に向けた調整に時間を要する点、さらには事業開始後における設備性能の維持・管理などが課題として指摘されています。
そこで当社は、蓄電所事業者が抱えるこれらの課題に対応し、EPC事業者としての提案力および付加価値の向上を図るため、自ら蓄電設備の構築・運用に取り組み、実運用に基づくノウハウの蓄積を進めてまいります。

自社で運営する蓄電設備は、岩手県滝沢市に出力2MW、容量10MWhの系統用蓄電所を構築予定で、2027年2月の運転開始をめざしており、稼働後は卸電力市場、需給調整市場、ならびに容量市場において順次取引を開始する見込みです(※2)。

当社グループは、蓄電所EPC事業の高度化を図るとともに、蓄電所事業者の低コスト化および事業化プロセスの効率化・早期化を通じて、再生可能エネルギーのさらなる普及に貢献してまいります。

【自社による蓄電設備の構築・運用にて蓄積するノウハウ】
1.各種協議・認可プロセスの迅速化
消防規制や電力会社との接続条件は構築場所ごとに異なります。当社は、協議・認可の実績に基づき、地域ごとの要件を設計段階から提案することで、協議期間の短縮を図ります。
2.稼働リスクの低減
JEPX(※3)や需給調整市場からの指令と蓄電池システム(EMS(※4)/PCS)との連動に関する問題に対し、これまでEPC事業者として蓄積してきた知見に加え、自社蓄電設備の運用を通じて最適な機器構成を標準化し、試運転期間の短縮と運転開始遅延のリスクの低減を図ります。
3.実績に基づく信頼性の高いシステム提案
蓄電池の充放電データやサイクル劣化の実績を活用し、信頼性の高いシステム構成を提案します。
4.保守運用(O&M)の最適化
故障発生箇所やメンテナンス性の課題を設計へ反映し、O&Mコストの低減を通じて、蓄電所事業の収益性向上につなげます。

当社グループは、「2030ビジョン」において、社会課題の解決を普遍的使命と考えており、イノベーションにより多様なエンジニアリングをつなぎ、融合することによって、価値創造による持続的成長を実現するとともに、カーボンニュートラル実現に向けて必要とされる企業グループであり続けることをめざします。

【蓄電設備概要】
名称:岩手滝沢蓄電所
蓄電所設置場所:岩手県滝沢市
PCS出力:1,999kW
蓄電池公称容量:10,000kWh
蓄電池種別:リチウムイオン電池
運転開始:2027年2月(予定)

蓄電所イメージパース


※1:EPC(Engineering, Procurement, Construction)。設計、調達、施工の3つの工程を一括して請け負う事業形態
※2:NTTアノードエナジー株式会社「蓄電所構築・運用おまかせサービス」を活用
※3:JEPX(Japan Electric Power eXchange)日本卸電力取引所
※4:EMS(Energy Management System)エネルギー管理システム、PCS(Power Conditioning System)パワーコンディショナ


【本件に関するお問い合わせ先】
エクシオグループ株式会社 コーポレート・コミュニケーション室  広報担当
TEL:03-5778-1075 E-mail:contact@en2.exeo.co.jp

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