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LP出資による東南アジア等におけるICT事業等拡大支援を決定

2023年9月21日

エクシオグループ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:舩橋哲也)と、株式会社 海外通信・放送・郵便事業支援機構(以下「JICT」)(東京都千代田区、代表取締役社長:大島周)は、当社の海外子会社を通じて設立されるEXEO Innovation Fund (以下「本ファンド」)にリミテッドパートナー(以下「LP」)として出資を行うことを決定しました。 
本ファンドの設立に伴い新設されるEIF General Partner Pte. Ltd.がゼネラルパートナー(以下「GP」)として、Declout Ventures Pte. Ltd. (エクシオグループの在シンガポール子会社)が最大LPとして、参画することが決定しております。なお、JICTは、本ファンドに対して最大約22億円相当の支援を行うことについて、9月12日に総務大臣の認可を得ております。
 
今回JICTがLP出資をする本ファンドは、東南アジアを中心としたエリアにおいて、新たなICTエンジニアリングフィールドの拡大に繋がるスタートアップへの投資を行います。
JICTは本ファンドへの出資を通じて、投資先スタートアップとの協業を通じたエクシオグループの海外事業の拡大へ貢献するだけでなく、本ファンドで得た最先端の技術・知見・ノウハウを日本国内も含めた通信工事業界全体の強化のために広く還元し、延いては全国都道府県にわたるエクシオグループのネットワークを通じた中小企業並びに地方経済活性化への貢献、成長事業の創造、社会課題の解決への寄与支援をめざしてまいります。
エクシオグループにおいては、本ファンドにて海外の最先端の技術・知見・ノウハウを獲得し、オープンイノベーションにより深化させたエンジニアリング力の融合、新領域でのビジネス創出をすることで、中期経営計画におけるDX推進戦略を加速させ、情報通信基盤に留まらず、あらゆる社会インフラにソリューションを展開し、日本はもとよりグローバルレベルで未来の社会課題の解決に貢献してまいります。
JICTの支援対象範囲の拡大(令和4年2月14日改正施行支援基準改正に拠る)後、LPとしての出資は本事業で4件目となります。本ファンドへの参画にあたって、JICTは、参画によるファンドの信頼性向上、良質案件への投資機会の創出や、中立的立場から投資先企業の協業支援を実施することなどにより、ファンドの価値向上に貢献致します。さらに、官民ファンドとして、本ファンドへの投資で得た情報・知見を幅広く日本事業者に還元することで、将来の日本事業者による海外事業展開への貢献もめざしてまいります。

【JICTの支援決定の概要】
1 対象事業:LP 出資による東南アジア等における ICT 事業等拡大支援)
2 対象国:東南アジア等
3 JICT支援決定額:最大約22億円相当
4 共同出資者:Declout Ventures 
5 投資実行時期:2023年10月(予定)

事業イメージ及び投資スキーム

●海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)について
JICTは2015年11月に、通信・放送・郵便事業分野において、リスクマネーの供給等を通じて日本の事業者の方々の海外展開を支援するために、法律に基づき設立された会社です。
JICTは投資、 技術、経営等で多様な経験をもつ民間人材で運営されております。JICTは引き続き、さまざまな案件を通じて日本の事業者の方々の通信・放送・郵便分野における海外事業展開を支援してまいります。

●エクシオグループについて
エクシオグループは、1954年の創業以来、通信インフラ建設事業で培ってきた様々な技術を活かして、社会インフラ構築やITプラットフォームの提供など、幅広い事業領域において社会課題の解決や人々の豊かな暮らしに貢献してきました。
社名の「エクシオ」は、ラテン語 で「自らの殻を破り、常に外向きに挑戦する」を表しています。今後とも、多様な技術や人を“つないで”、新たな時代に向けて、未来の“あたりまえ”をグループの総力を結集し、国内外に提供してまいります。


【本件に関するお問い合わせ先】
エクシオグループ株式会社 コーポレート・コミュニケーション室 広報担当
TEL:03-5778-1075 E-mail:contact@en2.exeo.co.jp

株式会社 海外通信・放送・郵便事業支援機構 経営戦略部
TEL:03-5501-0092