データセンター内の次世代光配線ソリューション
将来の高速化に対応した、拡張性の高い次世代光配線システムをお届けいたします

データセンターの頻繁な機器更改・増設
インターネットが情報通信の手段として不可欠な存在となり、重要性がますます認識されるにつれ、データセンターや大型のサーバールーム等の存在価値は、社会インフラとして位置付けされるようになってきています。
特に、昨今、データセンター等に収容されるインターネット関連ネットワーク機器やセキュリティー機器、各種サーバー等の高度化や技術革新が早く、頻繁に機器更改や増設・増速が行われます。
データセンター内光配線の課題
一方で、データセンター内の光配線等のネットワークを見てみると、機器類やサーバー、ストレージ等に比較して、一度設置した光配線は、頻繁かつダイナミックな変更が難しく、既設配線がネックとなって、データセンター等の高度化が進まなくなる等の課題も散見されるようになりました。
また、データセンター等に収容する各種装置の発熱対策としての省エネ化、あるいは、ケーブルの輻輳に伴う「熱だまり」対策も強く求められています。
昨今、データセンター等の光配線の課題として以下のような視点が挙げられています。
- ●将来の高速化への対応(1G⇒10G⇒40G/100G)
- ●コスト削減(将来の二重投資の回避)
- ●保守管理の容易性(配線ケーブル増加による輻輳問題)
- ●将来需要への拡張性
- ●信頼性(大容量になるため影響が甚大)
- ●リンク長の拡大への対応(データセンターがより大型化)
- ●配線ボリュームの削減(空調効率の低下)

豊富なデータセンター関連工事経験を活かし、また国内最有力の光ケーブルメーカーとタイアップして、データセンターに関わる様々な課題に応える最先端の光配線システムを提供いたします。
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世界最先端の次世代光配線システム
エクシオグループ(株)は、部材調達、配線設計、施工、保守を含めた光配線システムのトータルソリューションを提供いたします。
豊富なデータセンター関連工事と保守の実績があり、また、国内最有力の光ケーブルシステムメーカーとタイアップし、以下のような世界最先端の次世代光配線システムを提供しています。- ●最大1000心を超える細径タイプの超多心・高密度ケーブルにおける精度の高い融着接続技術(技能五輪で金メダル獲得 ! !)
- ●多様な種類の光ファイバや低曲げ損失タイプをデータセンター内の収容設備に合わせて選定
- ●最大144心のMPOコネクタ付ケーブルや関連部材の早期調達
- ●リンク内のコネクタモジュール数と伝送距離による標準あるいは低損失のコネクタを選定
- ●"ANSI/TIA-568-C.3"に定義される光配線では、データセンター事業者様が採用するA配線方式やB配線方式による配線設計が可能
床下配線と架上配線の最適設計
データセンターやサーバールームの配線は、通常、床下配線と架上配線に大別されます。
その選択は、当該施設の建物の制限、目的、利用方法、作業の頻度等を考慮して決定されます。
最近は、自由度の高い架上配線が選定されるケースが多くなっていますが、それぞれ特徴があり、最適に選定することが必要です。
当社には、床下配線と架上配線のいずれにおいても豊富な実績があります。
種類 内容 ラック立架工事 - ●19インチラック調達
- ●架台 設計・作成・設置
- ●ラックオプション類調達取付
(パッチパネル、整線パネル、電源コンセントバー等)
ケージ設備設置工事 - ●データセンター内ケージ(金網を設置、区画を区切る)設置工事
局内配線工事 - ●UTP(Unshielded Twisted Pair Cable:非シールドより対線)、光、電話線布設、端末処理、接続
- ●ケーブル性能試験(疎通確認試験、光レベル試験、電流電圧確認試験)
- ●電源布設
- ●局社内電源設備構築工事 - PDB(2次側電源主幹装置)調達取付等
局外配線工事 - ●架空ケーブル布設、地中配管ケーブル布設等
移設工事 - ●機器取り外し、運搬(県内、県外)、再搭載
無線LAN設置工事 - ●AP(アクセスポイント)設置配線工事
- ●AP(アクセスポイント)調達納入
業務委託関連 - ●業務委託者参画による支援
現地調整試験 - ●現地調整(機器など調整及び試験)
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- 事例1 将来の高速化に対応したケーブリングシステム
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- ■システムの特徴
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- ●コスト、信頼性、拡張性のトータルバランスが考慮されたシステム構成
- ●将来的な高速化対応
- 【ポイント】
- ●融着レスによる短時間施工と高信頼性
- ●MPOコネクタによる高密度実装
- ●部材費、施工費、スペース効率のトータルバランス
- 【期待される効果】
- ●将来的な高速化対応(40/100GbE伝送に対応)
- ●光化による省電力化
- ●ケーブリングシステムの信頼性確保
- ■システム構成
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- ●高密度&短時間施工を優先したシステム設計
- ●伝送速度は100GbEに対応したシステム設計
- ●モジュールとパッチコードを交換することで、将来的に40/100GbE伝送が可能
- ●40/100GbEへの対応
- 事例2 低コストケーブリングシステム
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- ■システムの特徴
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- ●部材費と施工費を抑えたシステム構成
- 【ポイント】
- ●融着レスによる短時間施工と高信頼性
- ●部材費と施工費をバランス良く抑制
- 【期待される効果】
- ●初期投資費の抑制
- ●光化による省電力化
- ●ケーブリングシステムの信頼性確保
- ■システム構成
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- ●融着レスの短時間施工とコストバランスを考慮したシステム設計
- ●伝送速度は10GbEまでを考慮した設計