2022年10月12日
エクシオグループ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:舩橋哲也)は、カンボジア王国(以下、カンボジア)の港湾近代化のための電子情報処理システムである港湾EDI(Electronic Data Interchange)システムの構築を、2020年11月より実施してきており、このたび予定通り構築が完了し、その運用開始セレモニーがカンボジア政府主催により首都プノンペンで開催されましたのでお知らせします。
本案件は、日本政府・独立行政法人国際協力機構による無償資金協力事業案件であり、カンボジア港湾手続きシステム「CNSW(Cambodia National Single Window)」の開発実績がある当社グループ会社のGUUD Pte. Ltd.(以下、GUUD)とともに開発を実施してきました。
港湾EDIシステムによって、カンボジアのシハヌークビル港及びプノンペン港における入出港に係る申請・届出等の電子化を実現しました。これにより、入港前に手続き書類をオンラインで提出でき、入港と同時に荷下ろしができるなどカンボジアの輸出入手続きの効率化、手続きの透明性向上、コスト削減及び国際調和化が実現し、港湾行政の近代化が達成されました。
2022年8月17日に港湾EDIシステムの運用開始を祝して、カンボジア公共事業運輸省(英名:Ministry of Public Works and Transport)のスン・チャントール上級大臣ほか、駐カンボジア日本大使、国際協力機構(JICA)カンボジア事務所長をはじめ国内外関係者を200人ほど集めた運用開始セレモニーが執り行われました。
今後は、IoTソリューションを提供するグループ会社のAscent Solutions Pte. Ltd.と連携し、IoT技術を活用した貿易デジタルソリューションの実現に向け、CNSWプロジェクト、港湾EDIプロジェクトの拡張をカンボジア政府に提案していく予定です。
【本件に関するお問い合わせ先】
エクシオグループ株式会社 コーポレート・コミュニケーション室 広報担当
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