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壁面基地局構築における作業効率性・安全性を向上させた、アンテナ架台「くるりん波」の開発に成功

基地局構築のスピードアップにより、5Gネットワークの早期拡大に貢献

2021年6月23日

株式会社協和エクシオ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:舩橋哲也)は、太新産業株式会社と共同で、壁面基地局設置および 保守において、アンテナなどの支持柱を屋上面に容易に引き込める構造のアンテナ架台「くるりん波」の開発に、世界で初めて※成功(2021年2月3日特許登録) し、既に大手通信キャリア 様に採用していただいております。

これまで、携帯電話基地局建設において、ビル屋上にアンテナを設置する場合、鋼材にて約2m角のステージを組み、その上に約3mの鋼管柱を立て上部にアンテナを設置していました。
今回開発しました架台は、屋上端部にあるパラペットと呼ばれる縁に架台を挟み込み固定するタイプと屋上自立設置型の2タイプを用意しました。
2タイプとも張り出した支持柱にアンテナを設置する構造となっています。
また、設置およびメンテナンス時にアンテナ部を180度上部に向け回転し、屋上面への引き込みを可能とした事により、建設時および メンテナンス時に足場設営、クレーン、登頂作業が不要となり、ビルオーナー様等との交渉時間及び設置時間の短縮や安全性の向上が図れます。
当社は、本架台の活用を図りつつ、総合エンジニアリング力により、通信キャリア 様5G基地局構築のスピードアップに貢献してまいります。

※当社調べによります

設置イメージ(パラペット挟み込み型)

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社協和エクシオ 総務部CSR・広報室
TEL:03-5778-1075 E-mail:koho@hqs.exeo.co.jp