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AI技術を活用し働きやすい職場へ
グループ横断で課題に向き合う

ITエンジニア DX戦略
DX戦略部
2019年入社 情報学部卒
M.Shizuka

Work

AIを活用した業務効率アップで
現場の声に寄り添う

DX戦略部は、社内の業務効率化を進めるためにグループ横断でインフラやシステム基盤の設計、運用などを担う部署です。私が所属するAI・IoTチームでは、AIを用いた業務改善提案やシステム要件定義などを担当。これまで人の手を介して行っていた業務を、AIを導入することで、より早く、安全に正確に進められるようにすることを目指しています。
研修を終えてすぐに携わった「施工前安全AIチェック」のプロジェクトでは、工事現場の安全性をAIが事前にチェックできる仕組みを構築しました。通常、施工現場では、工事作業を進める前に危険がないかを、施工管理者が現場写真を一枚ずつ、全ての写真に目を通して許可を出します。しかしそれでは、管理者の稼働負担が大きく、チェックに時間を要することから、現場作業が遅れることもありました。そこで、AIによる確認で業務効率化につなげようと、安全性を判定する基準や既存システムとの連携方法などを施工管理の部門と協業し、新たな仕組みを作ることができました。現場から直接「いいものを作ってくれてありがとう」「楽になった!」と言ってもらえたことが、とてもうれしかったですね。

1日のスケジュール

始業準備、メール、チャット確認

その日の着手作業の確認

チーム内 朝ミーティング。課題整理、進捗報告など

打合せ資料準備、システム問い合わせ対応

昼食。リモートワークが多いので自宅でごはん

各種案件の内部ミーティング

課題整理、次回打合せ資料準備、システム問い合わせ対応

勤怠や経費精算などの事務作業

翌日以降の作業確認、各種案件についての相談

退勤

Mission

グループ内のあらゆる事業の
理解を深め、課題解決につなげる

DX戦略部には、日々、エクシオグループ内のさまざまな部署から相談が舞い込みます。業務効率化を目指す以上、各部署の仕事内容を深く理解し、「この部分は無駄なプロセスが生じているのでは?」「ここを改善するとよいのでは?」などと仮説をもって提案をしていかなければいけません。細かな業務内容をできる限り調べ、現場で守るべきルールや法律的な理解まで含めて知識を増やしていく必要があります。事業領域が幅広いからこそ、AIについてだけ詳しければいい、ということはありません。学ぶことが多く大変ですが、多くの事業部に横断的に貢献できていることがうれしいです。

Vision

AIが介入できない領域を見つけ
自分なりの改善案を探りたい

エクシオグループの魅力の一つは、充実した研修体制です。入社後は半年かけてじっくり知識を身に付けられますし、年に1回、新たな資格取得に向けた講座の案内が会社から送られてきます。自分の専門分野でも、ほかの事業部の内容でも、手を挙げれば誰でも参加ができる。事業領域の幅広さと、学ぶ意欲を刺激される環境だなと実感します。
現在は、AIを活用したシステム開発を行っていますが、最先端技術でも入り込めない業務効率化の課題は必ずあると思っています。まだまだ未知ではありますが、人間だからできるアイデア出しや、人の心に寄り添ったルールづくりなど、AIが介入できない領域を見つけていきながら、より働きやすい、安全な職場環境を目指して仕組みを作っていきたいです。

学生時代にイラストレーターとして活動していたこともあり、趣味としてイラスト制作を続けています。ほかには、季節ごとに友人と洋服を揃えてテーマパークに行ったり、年に1回、大学の友人たちと映画『名探偵コナン』を見る会を開催したり。レンタカーを借りて家族と遠出することもあります。

<学生へのメッセージ>

エクシオグループの事業領域は幅広く、私のように要件定義やプログラムの実装などソフトウェア系の分野もあれば、実際に鉄塔に昇ったり、マンホールの中に入って通信線のメンテナンスをしたりなど、アウトドアもインドアも自分たちでできます。どんな仕事ができるか、選択肢が広いところがエクシオグループの最大の魅力。
社会人になると、考えないといけないことの範囲が格段に広がります。時間がある学生のうちに、海外に出かけて知らない世界を見に行ったり、映画を観たり、本を読んだりと、視野を広げる活動をたくさんしておくといいと思います。寄り道や回り道になってもいい。いろんな刺激に触れておくことが、社会人になってから大事な糧になるはずです。