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浸水被害を軽減するための掘削工事。
現場責任者として
私たちの生活を支える

W.Yushi

⼟⽊事業本部 ⼟⽊エンジニアリング部⾨
2012年新卒入社
土木工学科卒業
休日の過ごし方:音楽を楽しむ

綿密な計算に基づいて
工事の施工図を作る

豪雨による浸水被害の軽減のために、雨水管渠(うすいかんきょ:雨水を流す管)を布設する工事を担当しています。現場代理人・監理技術者として、工事をスムーズに進めるための計画を立案。現場での機械・材料の準備や作業の指示などを行っています。

入社後は、12月まで新入社員研修を受けたのち、すぐに現場配属に。汚水管の新設工事や電柱の地中化など、トンネル掘削機械を使って工事する現場を多く経験してきました。

行政の案件は入札を経て決まるので、入札準備のために営業担当や施工部、メーカーと予算やスケジュールの概算を決め、発注が決まってから具体的な施工図づくりが始まります。機材を下ろしやすくするためにどんな形の穴を、どれくらいの大きさで掘るべきか。重機は何を使い、何トンのものを積むのか。事前に計算すべきことはたくさんあります。必要な機械や材料の見積もりを各メーカーに依頼し発注を進めますが、分からないことはパートナー会社の皆さんに教えていただくことも多いです。1年目のころから付き合いが続いており、「その工事なら、この工具が最適だよ」など、プロたちのアドバイスに支えられています。

多岐にわたるトラブル想定を乗り越えた
呼び径2200国内最長推進工

入社6年目には、全長1kmの国内最長距離の雨水管渠の布設工事にも携わりました。超長距離でのトンネル掘削や鉄道トンネルと離隔70cmで交差する近接施工、夜間でも通行止めができない重要交差点における掘削マシンの回収など、多くの課題がありました。

また、掘る距離が長ければ長いほど、さまざまな埋没物にぶつかる可能性が高まります。電話や汚水管、ガス管などの近接構造物は設計図の段階で確認しますが、データに記録されていないような杭などの障害物にぶつかることもあります。そうなれば、計画を立て直すしかないので、柔軟な対応力が求められます。多種多様な「非開削工事」で培った高い技術力を活かし、国内最長推進工を完成に導くことができました。

目に見える達成感が
次への意欲に繋がる

浸水被害を軽減する仕事は、社会インフラの維持に欠かせません。ただ、地中の工事なので、“地図には残らない仕事”なんです。トラブルが起きた時だけ注目されてしまうのは、インフラの裏方仕事ならではかもしれません。

そんな大変さの一方で、何もないところにトンネルができていくのは、シンプルに面白いですね。何が必要なのかを計算し、準備を進め、穴を掘って少しずつトンネルを完成させていく。できたものが目に見えるので達成感も大きいです。

エクシオグループは、若手に現場を任せるスピードが速く、任されるからこそ、自分で学んでスキルを身に付けようというモチベーションに繋がります。これからも任された現場で実績を重ねながら、ゆくゆくは道路のトンネルを掘って“地図に残る仕事”もできたらいいですね。

1日の流れ

  1. 8:30

    朝礼

  2. 9:00

    現場で作業指示。今日はどこから何を掘るのかなど作業の順番や、必要な備品を確認する

  3. 10:00

    発注元である役所に行き、次の工程の計画書を提出。進捗を報告する

  4. 12:00

    昼食

  5. 13:00

    打合せ。施工メンバーと翌日の作業確認

  6. 15:00

    翌日の段取り、次工程の計画立案、必要備品の発注作業

  7. 17:00

    現場作業終了

学生へのメッセージ

私は大学では土木工学を学び、地域に密着した工事を行っていきたいという思いがあり入社しました。エクシオグループは、電気工事から雨水管、電力事業まで幅広いインフラ設備案件の工事を行っているため、多くの知識を身に付け長く働ける会社です。
また、「こんなプロジェクトをやりたい」「こんな部署に行きたい」と手を挙げればチャレンジさせてくれるカルチャーがあるので、積極的に発信する人ほどチャンスが増える環境だと思います。