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電波の通信状況テストを通じて
“繋がる当たり前”を作る

K.Honoka

ドコモ事業本部 モバイルエンジニアリング本部 IMCS建設部門
2020年新卒入社
情報システム工学科卒業
休日の過ごし方:Netflixを観る

建物の設備設計に応じて
通信のスムーズな繋がりを確認

建物内の電波を確認する「附帯試験」を管理するのが、私の役割です。通信設備の設計、施工を終えたビル内やイベント会場では、施工を担当した会社が電波の試験を行います。試験時に初めて電波を出し、通信の接続状況を確認します。試験のエントリーが来た際に、電波申請書類が総務省に問題なく提出されて許可がおりているかを確認したり、現場の試験で問題があれば施工を担当するパートナー会社の方に連絡して改修を進めたりと対応していきます。

4Gか5G対応かによって、使われている装置が異なり試験方法やメンテナンス方法も変わります。試験を行う現場から「この装置の場合、どのように試験を進めるといいですか」と細かく質問されることも多く、私が現場の状況を理解しておかなければいけません。まだまだ試験方法の知識が足りないので、できるだけ現場に足を運び、自分の目で見て設備の違いを説明できるように勉強中です。

大規模イベントの
通信インフラを陰から支える

試験を担当する中に、大規模なイベント会場や施設があり、テストを終えた施設でのイベント開催の様子がテレビで取り上げられることもあります。来場したお客様の様子を見て、間接的にでも、役立てていることがうれしいです。

試験現場では、キャットウォーク(高所用の通路)など、通常は入れない場所から会場を見ることができます。OJT期間中はいろいろな先輩から「あのスポーツ競技場で試験があるから、勉強のために見てきたら?」「なかなか入れない場所だから行ってきなよ」とたくさんの機会をいただきました。スケールの大きな現場を回るのはわくわくしますし、こんなに広い会場の通信インフラを任されているんだと責任の重さも実感します。

通信インフラに携わりたいと思ったのは、東日本大震災が原体験となっています。携帯が繋がらなくなり、家族と連絡が取れなくなった時の不安が忘れられず、普段当たり前にある通信インフラの重要性に気づかされました。

「繋がることが当たり前」を作るのが私たちの仕事であり、社会にとってなくてはならない存在であることに意義を感じています。

現場の声を吸収して
将来の挑戦につなげたい

通信設備に対する知識はまだまだ足りていませんが、将来は現場経験を活かして設計にも携わってみたいです。

設計図面を見ながら設備の確認をしていると、現場の試験担当者から「この図面は設備位置が分かりやすい」「もっとこう描いてくれるとイメージしやすい」などさまざまな声をもらいます。たくさんの意見に触れ、吸収して、上流工程に携われるようになった時に、現場の思いの分かる設計担当になりたいです。

周りには産休育休を終えて現場に戻ってきている先輩が多くいます。私のチューター(教育担当)もそんな一人。先輩たちの姿を見て、自分のライフデザインを考えられる恵まれた環境で、私も自分なりの働き方、キャリアを築いていきたいですね。

1日の流れ

  1. 8:55

    ラジオ体操

  2. 9:00

    朝礼・メール確認

  3. 10:00

    現場に行って、試験状況を確認

  4. 12:00

    帰社し、自席でランチ

  5. 13:00

    施工会社から送られてくる試験管理表確認。翌日の試験内容の最終確認

  6. 15:00

    問い合わせメールの対応

  7. 17:25

    終礼、翌日のタスクの確認をしてから退社

学生へのメッセージ

私がエクシオグループを知ったのは、リクルーターをしていた大学の研究室の先輩がきっかけでした。通信インフラに興味があり、女性の先輩が長く活躍しているところに惹かれ、入社を決めました。
大学時代は主にプログラミングを勉強していたため、学んできた内容と違う仕事に不安はありました。しかし、エクシオグループは研修にしっかり時間をかけてくれ、OJT期間中も先輩方が面倒見よく教えてくれます。
やりたいことを見つけるのは簡単ではないけれど、今まで勉強してきた専門外であっても自分の興味があるものならば挑戦するのもいいと思います。皆さん一人ひとりの選ぶ道を、応援しています。