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  3. 通信キャリア事業 S.Akihiro

誰が見ても分かりやすく丁寧で
安全第一の設計図づくりを目指して

S.Akihiro

ネットワーク事業本部 アクセスエンジニアリング本部 首都圏エンジニアリング部門
2016年新卒入社
電子情報工学科卒業
休日の過ごし方:近所の河川敷でランニング

現場が安全に作業できる
工事全体を見据えた計画を立てる

入社1年目に8カ月間の施工技術研修を受けたのち、施工や保守業務を一通り経験してきました。その現場の知見を活かし、現在は、大手通信キャリア様の通信設備において、線路(有線)工事の設計を担当しています。

設計は、施工を安全に、正確に進められるよう、全体の道筋を示す仕事です。例えば、新たに通信回線を使用するビルなどではその建物の構造に合わせた通信設備の基盤を構築する工事が必要です。線路工事はネットワーク構築の基盤。いかにスムーズにスケジュール通りに施工を進められるか。お客様の要望を聞きながら、工法や材料を選び、施工の手順や注意点を設計図に落とし込みます。

考え抜いて提案をしても、お客様から「もっとケーブルを目立たないようにしたい」など様々なご意見をいただくことも。現場に無理がなく、指示が分かりやすく、かつお客様に喜んでいただける設計図づくりに、試行錯誤を繰り返しています。

提案の質を高めるために
現場との対話が大切

メインで携わっているのは、東京都の無電柱化工事プロジェクトです。電柱に架渉された通信ケーブル類を地下施設(電線共同溝)に移転させ、道路上の電柱を撤去するのが、無電柱化の一連の流れです。

通信設備には、私が生まれる前からあるような古い設備が多く、仕組みを理解するのに時間がかかります。分からないことは技術資料を読み込み、知識を頭に入れてから設計方針を決めていきます。現場でどう対処すべきか分からないものが出てしまうと、安全に作業することができないからです。

さらに、通信設備はどんどん新しいものが加わり輻輳的になっています。施工の手順を正しく、誰でも読み取れるように設計図に記し、現場で混乱が起こらないように心がけています。

目指すのは、お客様に「この現場の設備では、この工法が最適です」と自信を持って提案し、納得・信頼していただくこと。そのためには現場の課題点を把握することが大切ですので、施工や保守を担当するメンバーからの意見には日々、耳を傾けています。

手を挙げて発信すれば
活躍の幅は広がっていく

エクシオグループは、研修や育成が手厚く、幅広い業務を経験させてくれる環境があります。私は、設計担当になる前に施工、保守業務で実際に手を動かしてきました。現場からの質問や相談に対して「この材料を使うといいですよ」など具体的なアドバイスができるのも、経験があるから。現場のパートナー会社の皆さんと信頼関係を築けていると実感します。

「こんな大規模案件がやりたい」など、手を挙げれば任せてくれるのが、エクシオグループで働く大きな魅力だと思います。通信の分野は、これからも需要の拡大が見込まれ、これまで培ってきた知識だけでは足りないことも出てくるでしょう。新たな資格取得にも挑戦しながら、自分から仕事の範囲を広げられるよう発信を続けたいですね。

1日の流れ

  1. 7:00

    時差出勤で早めに出社

  2. 8:00

    現場調査の準備(現場での作業や確認点を整理)、上長と作業の打合せ

  3. 9:00

    現場調査(施工現場を複数回る)、安全上問題はないかなど都度確認する

  4. 12:00

    帰社し、事務所内でランチ

  5. 13:00

    現場調査の結果を設計図に落とし込む

  6. 15:00

    施工担当者と工事の打合せ

  7. 16:00

    工事全体の進捗率を確認、管理簿に記入する

  8. 16:30

    退社

学生へのメッセージ

エクシオグループは事業内容が幅広く、他部署への異動を上司と相談できる制度なども充実しています。就活の時点でやりたいことが明確になくても、色々な仕事を経験しながら自分に合ったものを探していけるでしょう。私も、設計の仕事は自分には不向きだと思い込んでいましたが、経験してみたら、現場と連携するダイナミックな仕事内容にどんどん魅了されていきました。
通信建設業界を牽引するエクシオグループには、国内外で活躍できる環境が整っています。ニーズに応じて様々な職種を経験したい意欲のある方と、ぜひ一緒に働きたいです。