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海外社員インタビュー

日本とフィリピン両者の良さを
事業運営・組織づくりに繋げたい

O.Takayuki

2021年 MG EXEO NETWORK,INC.
(拠点:フィリピン)出向
2004年新卒入社
グローバルビジネス本部
休日の過ごし方:フィリピンの広大なショッピングモールを回る

事業運営に関わる業務全般とスタッフ支援を担当

2021年4月よりフィリピンで通信インフラ事業を主力とするMG EXEOに駐在し、事業運営コンサルティング業務を担っています。人事、総務、財務、調達、営業そして経営企画部と連携しながら、MG EXEOの事業運営に関わるオーバーヘッド業務全般を担当しており、現地スタッフのサポートも行っています。

また、フィリピン国内での通信設備工事で安全性を確保するべく、工事部と連携して施工現場における安全対策などの立案も行っています。日本人社員は数少ないので、日本との連携、情報交換を行うのも重要な役割です。

意思決定に向けた熟考と
早急な対応のバランスが難しい

事業運営コンサルタントとして幅広い担当分野での意思決定を自分の権限で行うことができます。やりがいはありますが、自分の判断が会社に大きな影響を与える責任も重く、スタッフから常に意見と判断を求められる立場にいます。

重要な決断においては、意思決定の期限や優先順位を決めた上で、多方面から物事を考えることを意識しています。一方で、フィリピンでは、突然、政府による方針発表や施策実施が決まることが多く、時には迅速な判断が必要になります。考え抜くこととスピード感とのバランスをとるのが非常に難しいですね。

ワクチン対策で見えた、エクシオグループのチーム力

中でも難しかった意思決定は、新型コロナウイルス対策でした。お客様から「ワクチンを接種した人でなければ工事に従事させない」という指示があり、ワクチン接種率が事業の存続に直結する事態が起こったのです。

そこで、フィリピン国内のワクチン接種率が1%にも満たない2021年5月に、社内でワクチン接種推進タスクフォースを結成。ワクチン確保の交渉、優先接種者の選定、接種時期の調整。地域ごとの配布量の検討を行い事業への影響を最小限にするオペレーションを実施しました。同時に、ワクチンの知識を社内で広げることで、3カ月で接種率90%を超えることができました。

社内には、多様な価値観が混在していながら、同じ目標を持ったメンバーが揃っています。一人では成し得なかったこともチーム一丸となって実現できる。それがエクシオグループで働く魅力だと感じています。今後は社内のDX化を進め、今以上に働きやすく、長く働ける会社づくりに貢献したいです。日本とフィリピンの良さを混合した、誰もがうらやむ社内の制度を作れたらいいなと考えています。

ある1日のスケジュール

  1. 7:00

    社用車にて通勤。車内で現地の新聞を読み、社会情勢、政府発表などの情報を仕入れる

  2. 8:00

    マカティ市内のオフィスに出社。メールチェックや申請書類の確認。チーム内のオンラインミーティングで進捗確認や情報共有を行う

  3. 9:30

    パラニャーケ市の本社に移動。調達部のメンバーと情報共有。物品購入申請や外注発注を確認、承認

  4. 10:00

    倉庫で物品の保管、搬送、納入状況を確認

  5. 11:00

    施工部のメンバーに現状をヒアリング

  6. 12:00

    マカティ市内のオフィスに戻り、移動中に購入したお弁当を食べる。食後は日本にいる家族とSNSで会話

  7. 13:00

    日本の各部署(人事部、総務部、営業部、財務部)や各担当者とミーティング。業務進捗を確認

  8. 14:00

    日本向けの社内提案資料を作成

  9. 16:00

    駐在員(日本人のみ)での情報共有ミーティング

  10. 17:00

    政府発表などの状況を再度確認し、退社

  11. 19:00

    ショッピングモールで夕食をテイクアウトし、自宅で食べる

学生へのメッセージ

旅行や人の話、本やインターネットを通じての海外しか知らなかった私は、「百聞は一見にしかず」を毎日のように体験しています。公私問わず、自身を成長させるには実際に体験することがもっとも近道と思います。尻込みせず、新しいことにどんどんチャレンジしていってください。