Projects事業紹介

福島県古殿町にてReGaWatt GmbH社のガス化発電設備（KOMBI POWER SYSTEM）を⽤いた⽊質バイオマスガス化発電施設の実証試験を⾏いました。⽊質バイオマスガス化発電は⼆酸化炭素を吸収するバイオマス資源を燃料とするため、⼆酸化炭素削減に貢献、廃棄物の再利⽤による循環型社会の構築、森林保護のために間伐された⽊材を燃料として活⽤することから再⽣可能エネルギーの⼀つとして注⽬されています。

当社が取り組む発電は「カーボンニュートラルな発電」で、⼆酸化炭素の排出を増やさないクリーンなエネルギーを作り出します。 エクシオグループは、深刻化する電⼒・環境問題に対し、ガス化発電事業を実現させ問題解決に貢献し、⽊質バイオマスエネルギーを利⽤する施設の設計・施⼯を継続して⾏ってまいります。

クラウドサービス市場の需要拡⼤に伴い、⼤規模データセンタの新設⼯事、増設⼯事が増えています。エクシオグループは⼤規模データセンタ構築に携わっており、電気設備、電⼒供給設備、冷却設備、ネットワーク設備、セキュリティなど、トータルエンジニアリングを提供しています。

⾼品質で安定した電源設備を備えることはもちろん、停電や災害など外部電源の喪失時などに備えて、⾮常⽤発電機から安定した電気を供給するため、蓄電池や予備発電装置を設置する⼯事も⾏っています。

また、⾼度な情報セキュリティに対応した⼊退出管理・館内外監視システムなど、データセンタ特有のさまざまなニーズに、⾼度な技術⼒で応えることで、豊かな社会の実現に貢献しています。

千葉県南房総市と館山市にまたがる、およそ3万3,700m2の敷地に、約1万枚の太陽光パネルを設置しました。出力は2.4MW、年間発電量の見込みは270万kWh/年で、一般家庭の約770世帯分の消費量に相当するメガソーラー設備で、小さな発電所といえる規模となります。

当設備は2013年から売電を開始した自社発電設備となります。小高い山々に囲まれた自然豊かな土地を活かしつつ、25メートルの法面で適切に排水ができるように整備工事を施し、土砂崩れなどの災害対策を考慮して施工しています。近隣の皆様のご理解とご協力をいただきながら無事に完成し、順調に稼働を続けています。

カーボンニュートラルな社会の実現に向けて、再生可能エネルギー創出のニーズは今後も高まると思われます。これからもお客様のニーズにお応えする信頼性の高い設備を提供します。

滋賀県栗東市の日本中央競馬会様「栗東トレーニング・センター」内に建設を進めていた「栗東トレーニング・センターバイオマスプラント」が完成し、2019年より運用を開始致しました。

本工事は競走馬の調教拠点である栗東トレーニングセンター内で発生する「使用済み馬房敷料」をバイオマスボイラで燃焼し、蒸気を発生させ発電する設備の建設工事です。

燃焼炉と蒸気ボイラにはオーストリアのポリテクニック社の製品を採用し、発電設備は、株式会社神戸製鋼所製のスクリュー式発電機とバイナリー発電機を採用しています。茨城県稲敷郡美浦村の「美浦トレーニング・センター」向けにも同様の施設建設を受注し建設を進めています。

今後も「カーボンニュートラルな社会」の実現に向けて再生可能エネルギープラントの提供を積極的に提案し、SDGsの達成に貢献することを目指します。

滋賀県守山市から排出される一般廃棄物を処理するごみ処理施設「もりやまエコパーク環境センター」の新設工事を当社JVが手掛けました。

最新の設備・システムを導入し、小規模でありながら基準ごみ２炉運転ベースで17.0％の発電効率を有する高効率発電施設となっています。また、隣接した温水プールへの熱供給も合わせると熱回収率としては18.5％になり、70tクラスの焼却炉では国内トップクラスの施設となります。施設見学においても、デジタルインフォメーション、映像シアターによる炉内体験、トリックアート等充実した内容としています。

施設は可燃ごみの焼却により発生した熱エネルギーを有効活用する「熱回収施設」、燃えないごみ、粗大ごみ、空き缶、ペットボトル等を破砕・選別等により資源回収を行う「リサイクル施設」のほか、管理棟、付属施設で構成されており、運転維持管理業務も担当します。

再生可能エネルギー創出をはじめ、これからもお客様のニーズにお応えする信頼性の高い設備を提供します。