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Message社長メッセージ

「世界を繋ぐ」
という仕事

お客様への新たな約束を、一緒に共有していきたい

2021年10月、私たちは、約30年間慣れ親しんだ「協和エクシオ」から「エクシオグループ」へと社名を変更しました。協和エクシオとして積極的なM&Aで事業領域を広げてきた結果、グループを構成する企業数は100社を超え、売上規模は10年前の2倍以上へと急拡大しています。

これからさらなる成長を目指すために、多様な強み、専門的な知見を持った企業群とのシナジーが欠かせません。これまで以上に一体感を持ち、グループ全体の価値創造を最大化していきたい。新社名「エクシオグループ」には、そうした期待と強い決意が込められています。もともと「協和」にあった「協力・和合」という意味を「グループ」としたことで、グローバルに向けた成長を目指す姿勢も示すことができたのではないかと考えています。

さらに、2022年5月には、私たちが社会の中で果たすべき役割として「パーパス」を公表しました。それが「“つなぐ力”で創れ、未来の“あたりまえ”を。」です。

パーパス策定にあたっては、エクシオグループの「社会的存在意義」とは何かを、エクシオグループにかかわるすべての人たちで考える必要がありました。そこで、グループの全従業員を対象にアンケートを行い、約9,000名もの回答一つひとつに目を通しました。また、お客様やビジネスパートナーなど、エクシオグループを支える社外の方々の意見にも耳を傾けました。さまざまな“思い”をもとに社内で議論を重ね、生まれたパーパスは、これからの私たちが果たすべき社会への約束となります。

これから一緒に働く皆さんとも、「私たちが未来のあたりまえを創っていく」という志を共有していきたいと考えています。

誠実な姿勢はそのままに、
新たな付加価値を生み出していく

私たちのグループの強みは、多くの現場経験を通じて培ってきた、高度な技術力です。

企画・設計から施工・運用・保守まで一貫したサービスを全国で展開する「通信キャリア事業」。通信建設で鍛えた電気・土木技術を活かし、社会インフラの建設に貢献する「都市インフラ事業」。ICT(情報通信技術)を駆使して多様なニーズに応える「システムソリューション事業」。幅広い事業領域の“引き出しの多さ”が、お客様のさまざまな期待に応える力となっています。

お客様の約束に向き合う“誠実”な姿勢もまた、私たちグループの大きな強みでしょう。工事を進める過程では、あらゆる困難とぶつかります。しかしどんなに大変な課題であろうと「決して逃げず、チームの仲間と乗り越えよう」という思いが生まれるのが、エクシオのカルチャー。社内のメンバーはもちろん、ビジネスパートナーの皆さんと「一緒に約束の期日を守っていこう」と協力し合っていきます。そのやり抜く姿勢があるからこそ、お客様から「エクシオさんに任せると、最後までいい仕事をしてくれる」とうれしいお言葉をいただくことが多くあります。そうした信頼が、私たちの存在を強くしてきたのです。

ただ、これからは、さらなる付加価値の提供が不可欠です。丁寧に誠実に仕事に向き合う社風を大切にしながらも、お客様自身が気づいていないような課題に目を向け、イノベーティブなアイデアを提案していかなければいけません。設計・工事まで終えて満足するのではなく、運用・保守を通じてお客様の悩みや解決すべき“負”に気づき、次のビジネスチャンスに繋げていく、そんな姿勢が求められていくでしょう。

チームでやるから、
最高のパフォーマンスに繋がる

近年はM&Aや外部連携に力を入れ、新たなビジネスパートナーとの繋がりを積極的に生み出しています。グローバル展開にも力を入れ、海外のチームメンバーと意見を出し合い、助け合いながら仕事をしていく姿は、国内事業所でもごく日常の風景になりつつあります。

グループ内の人財育成に向けては、ワークショップや研修、評価制度や表彰制度など、従業員一人ひとりの挑戦を後押しする、さまざまな施策に取り組んでいます。

エクシオグループには幅広い事業領域があります。だからこそ、「こんな仕事にチャレンジしたい!」という思いを実現できるフィールドがあります。これから働く若い皆さんこそ、時代を変えていくエネルギーを持っている。「仕事を通じて、社会の役に立ちたい」という熱意があれば、エクシオグループにはその思いを形にしていく技術力とチーム力があります。多くの人を巻き込み、ときに意見をぶつけ合いながらも、同じ目線で課題に向かっていくチームワークの醍醐味を、ぜひ一緒に味わっていきたいです。

私たちの仕事は、一人では成り立ちません。多様な個性と強みを持った人財が集まり、それぞれの良さを尊重してはじめて、最高のパフォーマンスに繋がっていきます。チームでやるから、本来以上の個人の力が発揮される。エクシオグループならではの環境づくりを、これからも目指していきたいと考えています。

代表取締役 船橋哲也