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ニュースリリース

ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日時点の情報であり、現時点では
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2010年



2010年09月22日(水)      
協和エクシオ、岩手県八幡平市の温泉施設向け
木質バイオマスボイラ建設工事が完成、稼働開始

株式会社協和エクシオ 
 
 
 株式会社協和エクシオ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石川國雄)では、岩手県八幡平市の温泉施設「岩手山焼走り国際交流村 焼走りの湯」の木質バイオマスボイラ建設工事一式を受注し工事を進めておりましたが、このたびすべての工事および燃焼試験をはじめとする試運転等が完了し、発注者である八幡平市への引き渡しが完了しました。
 また、工事完成を記念して、9月21日、田村正彦:八幡平市長をはじめとする関係者の出席のもと、現地で竣工式を執り行いました。

 今回当社がボイラを設置した「岩手山焼走り国際交流村 焼走りの湯」は、天然の温泉をはじめ、地元の食材を多用した食堂、休憩室などを備えた日帰り温泉施設で、これまで使用していた2基の重油ボイラを予備として、当社の木質バイオマスボイラをメインボイラとして使用することで、化石燃料の削減はもちろんのこと、ランニングコスト抑制が図れます。
 納入した木質バイオマスボイラは、木質燃料に対応したボイラで世界有数の実績を持つポリテクニック社(本社:オーストリア)製のボイラで、生木チップやバーク(樹皮)などの木質燃料をボイラで燃焼して得られる熱源を利用し温水や熱水、蒸気として回収するシステムです。なかでも、通常のボイラでは利用が困難で、多くの場合産業廃棄物として処分されているバークを燃料として使用できるのが大きな特徴で、同施設では市内の製材業者から購入した生木チップとバークを燃料に使用することで、地域の林業関係者のコスト削減などにも貢献します。

 当社では同ボイラの販売開始以来、林業や各種木材関連業者、さらには温水を利用する農業関係者や各種公共施設を運営する全国の自治体などに対し導入を提案し、これまでに自治体が運営する温泉施設や製材業者、工場施設などへの納入実績がありますが、今後も循環型リサイクルシステムの構築やクリーンエネルギーの利用促進を目指す自治体をはじめ、林業や各種木材関連業者などに対しても、積極的に同ボイラの導入を提案していく方針です。
 また、当社が展開する太陽光発電システムやバイオガスシステムなどの他のシステムも含め、お客様のニーズにあった新エネルギー利活用システムの営業強化を図ってまいります。

 なお、今回の工事概要は以下の通りです。

 工 事 名:焼走りの湯チップボイラー建築工事
 工事場所 :岩手山焼走り国際交流村 焼走りの湯
         (岩手県八幡平市平笠24地割728)
 工事内容 :木質バイオマスボイラの設置およびバイオマスボイラ棟の建設
 建物面積 :140.84u(延床面積157.19u)
 建物構造 :鉄骨造
 ボイラ用途:木質系資源の処理および有効活用
 ボイラ燃料:生木チップ、バーク(樹皮)
 ボイラ回収熱源:温水(90℃)
 ボイラ出力:400kw
 ボイラ寸法:1,600×3,500×3,800(mm)
 ボイラ重量:14.0t
 受注金額 :145,978,350円(消費税及び地方消費税込)
 設計・施工:株式会社協和エクシオ

【当社の木質バイオマスボイラについて】
 当社の木質バイオマスボイラは、木質燃料に対応したボイラで3,000台以上の出荷実績を持つ世界有数のメーカー、ポリテクニック社(本社:オーストリア)製のボイラで、通常の木質バイオマスボイラでは、前処理を施し含水率を抑えたチップや固形化する過程で予め水分調整されるペレットなどを燃料として使用しますが、同社製ボイラは含水率の高い生木チップ、さらにはバーク(樹皮)も乾燥機による前処理なしで投入が可能です。燃焼炉内はPLC(制御プログラム)をはじめとする各種センサーにより最適な燃焼状態を確保し、良質な灰を自動排出するほか、マルチサイクロン式集じん機によるクリーンな排気ガスの排出、タイマー制御可能な“自動煙管清掃装置”によるボイラ効率の維持、バックファイア防止機能などを搭載し、燃料供給から灰の排出までの全ての工程を自動運転化しています。
 ボイラは処理規模に合わせて出力300キロワット(毎時258,000キロカロリー)から20,000キロワット(毎時17,200,000キロカロリー)の範囲で受注生産が可能で、燃焼炉は安定燃焼が可能な段階式ストーカー炉を採用し、熱源からの回収に関しては、ボイラ資格不要な温水(95℃以下)をはじめ、熱水(120℃以下)、蒸気(440℃以下)など、用途に応じたボイラの選定が可能です。
 併せて、システムの保守・管理に関しては、当社のITソリューション事業で培ったノウハウを活用した各種温度設定やボイラ出力部分のデータ収集・管理に加え、オプションでメーカーおよびメンテナンス会社による遠隔監視にも対応しています。



写真は、今回設置した木質バイオマスボイラ