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ニュースリリース

ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日時点の情報であり、現時点では
発表日時点の情報と異なる場合もありますので、 ご了承いただくとともにご注意をお願いします。

2004年



平成16年4月28日
各  位

日本特有の変わりやすい風向きや、微風といった環境下でも効率的に発電可能な
ダリウス・サボニウス併結型風力発電装置
風力発電装置「ハイブリッド・ウィングス」に
低振動化を実現する防振装置搭載機種を追加

〜一般ビルの屋上や都市部・住宅街での受注・設置強化に向けて積極的に展開〜


 株式会社協和エクシオ(社長:島征二、本社:東京都渋谷区)では、電気通信設備工事で培った技術を基盤にした事業として、日本の気候特有の頻繁に変化する風向きや、微風といった環境下でも効率的に発電可能な、ダリウス・サボニウス併結型風力発電装置「ハイブリッド・ウィングス」を2003年7月から発売していますが、この度、建物の屋上や、都市部・住宅街での設置に対応した"防振装置"搭載の新機種を追加、発売を開始することになりました。
 今回発売する防振装置を搭載した機種は、発電装置基部に回転軸から発生する振動を吸収する特殊ゴム製インシュレーターを組み込むことにより、より一層の低振動化を実現したモデルです。これにより、振動が問題となる可能性がある、一般のビルやマンションの屋上への設置を可能にしました。定格出力 1キロワットから20キロワットまでの4通りのラインナップになっており、価格は730万円〜2100万円(工事費別)を予定しています。これにより「ハイブリッド・ウィングス」は、既存のラインナップ5機種と合わせ、合計9機種で展開します。
 なお、防振装置部分に関しては、早稲田大学、ブリヂストンケービージー株式会社、株式会社協和エクシオが3者共同で特許出願中です。



写真は、"防振装置"を搭載した「ハイブリッド・ウィングス」(定格出力:5kW)

 当社では発売以来、各自治体や民間企業などを中心に提案を実施してきましたが、今回のラインナップ拡充により、建物の屋上部分や都市部・住宅街での受注・設置に向けて積極的に展開していく方針です。
 当事業における売上目標は、2年後に10億円を予定しています。


【「ハイブリッド・ウィングス」の特長】
 今回同施設に設置した「ハイブリット・ウィングス」は、早稲田大学・橋詰匠教授が開発した風向きの影響を受けない垂直軸を持つ"ダリウス・サボニウス併結型"の風力発電システムで、株式会社イーアンドイー(社長:斎藤久男、本社:大阪府大阪市)が製造を担当。同システムの基本構造としては、垂直軸に対し楕円状に取り付けられ回転することで「出力運転」を担う"ダリウス・ローター"と、微風でも垂直軸上で回転し「始動機」としての役割を担う"サボニウス・ローター"を組み合わせることにより、全ての方向からの風に対応可能にするとともに、微風から強風まであらゆる風速で発電できます。
 また、遠心力に対し強く、耐久性・安全性に優れているのに加え、幅広い風速に対応できるよう制御装置を装備し速度コントロールが可能なため、従来問題とされていた装置の破損事故や騒音の心配もありません。
 加えて、今回新たにラインナップした防振装置搭載機種は、「ハイブリッド・ウィングス」の土台部分に防振装置を搭載することで、建物の屋上部分や都市部・住宅街での運転にも十分配慮しています。

【「ハイブリッド・ウィングス」の開発背景】
 現在、環境問題や電力供給不足などの観点から、風力発電装置は従来のエネルギー供給源に変わるクリーンな新エネルギーとして注目されており、各自治体や企業を中心に導入の動きが広まっています。しかし、輸入製品を中心に現在広く普及している"プロペラ型"の風力発電装置は、基本的に一定方向から吹く風を想定して開発されており、絶えず変化して吹く風にはあまり適さないことに加え、プロペラの速度をコントロールする制御装置を装備していない製品も多く、強風下では騒音の発生や風向きの急激な変化でプロペラの破損事故が発生するなど、風向きが頻繁に変わる日本の気候下での稼働には、さまざまな問題がありました。そこで、このような問題を解決する装置として開発されたのが「ハイブリッド・ウィングス」です。


【「ハイブリッド・ウィングス」に関する当社の事業展開】
 当社では、電気通信設備工事で培った技術を基盤に、企画提案から設計、施工(設置)、保守に至るまでの一貫したサービス体制で提供するとともに、同装置の普及促進を図る産学連携組織「ダリウス・サボニウス型風力発電普及協会※1」の運営にも参画。電力総量のパーツを賄うものとして同装置の普及活動を幅広くサポートしています。また、今後は各自治体や民間企業/施設などを対象に同装置の提案を強化するとともに、"新エネルギー事業"として太陽光発電や燃料電池などと組み合わせた省エネ化の提案も、積極的に実施しています。

※1【ダリウス・サボニウス型風力発電普及協会】
 … 「ダリウス・サボニウス型風力発電」の普及促進を目的に設立された産学連携組織で、早稲田大学と、イーアンドイー、協和エクシオなどの民間企業、さらには風力発電に興味のある個人など約50社・人で設立。今後は研究開発と実証試験の実施、発電技術者の養成を進めるとともに、風力発電をテーマにした講演会も展開する予定で、普及に向けた幅広い活動を実施する。事務局はイーアンドイー本社内に設置。会長は多田彰吾(協和エクシオ・取締役CE営業本部長)。


【本件に対する問い合わせ先】
  株式会社協和エクシオ CE営業本部 新エネルギーグループ (電話03-5778-1138)
  ホームページ:http://.www.exeo.co.jp メールアドレス:t.tsutsumi@hqs.exeo.co.jp

以上