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ニュースリリース

ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日時点の情報であり、現時点では
発表日時点の情報と異なる場合もありますので、 ご了承いただくとともにご注意をお願いします。

2003年

平成15年7月25日
各  位
日本特有の変わりやすい風向きや、微風といった環境下でも効率的に発電可能な
ダリウス・サボニウス併結型風力発電装置
「ハイブリッド・ウィングス」を発売
〜企画提案から設計、施工(設置)、保守に至るまで一貫したサービスで提供〜

 株式会社協和エクシオ(社長:島征二、本社:東京都渋谷区)では、電気通信設備工事で培った技術を基盤にした新規事業の展開を推進しておりますが、この度、日本の気候特有の頻繁に変化する風向きや、微風といった環境下でも効率的に発電可能な、ダリウス・サボニウス併結型風力発電装置「ハイブリッド・ウィングス」を発売いたします。

 同装置は設置場所の環境や需要に応じて、定格出力500ワットから20キロワットまでの幅広いシステムをラインナップしており、価格は500万円〜2,000万円(工事費別)を予定しています。
 当社では同装置の企画提案から設計、施工(設置)、保守に至るまでのサービスを一貫して提供。今後は各自治体や民間企業などを中心に、積極的に提案していく方針です。
 当事業における売上目標は初年度3億円、3年後には15億円まで拡大する計画です。




「ハイブリッド・ウィングス」(※写真は1キロワット対応機)


【背景】
 現在、環境問題や電力供給不足などの観点から、風力発電装置は従来のエネルギー供給源に変わるクリーンな新エネルギーとして注目されており、各自治体や企業を中心に導入の動きが広まっています。しかし、輸入製品を中心に現在広く普及している“プロペラ型”の風力発電装置は、基本的に一定方向から吹く風を想定して開発されており、絶えず変化して吹く風にはあまり適さないことに加え、プロペラの速度をコントロールする制御装置を装備していない製品も多く、強風下では騒音の発生や風向きの急激な変化でプロペラの破損事故が発生するなど、風向きが頻繁に変わる日本の気候下での稼働には、さまざまな問題がありました。


【製品の特長】
 今回発売する「ハイブリット・ウィングス」は、早稲田大学・橋詰匠教授が開発した風向きの影響を受けない垂直軸を持つ“ダリウス・サボニウス併結型”の風力発電システムで、株式会社イーアンドイー(社長:斎藤久男、本社:大阪府大阪市)が製造を担当。同システムの基本構造としては、垂直軸に対し楕円状に取り付けられ回転することで「出力運転」を担う“ダリウス・ローター”と、微風でも垂直軸上で回転し「始動機」としての役割を担う“サボニウス・ローター”を組み合わせることにより、全ての方向からの風に対応可能にするとともに、微風から強風まであらゆる風速で発電できます。
 また、遠心力に対し強く、耐久性・安全性に優れているのに加え、幅広い風速に対応できるよう制御装置を装備し速度コントロールが可能なため、従来問題とされていた装置の破損事故や騒音の心配もありません。


【今後の事業展開】
 当社では、電気通信設備工事で培った技術を基盤に、企画提案から設計、施工(設置)、保守に至るまでの一貫したサービス体制で提供するとともに、同装置の普及促進を図る産学連携組織「ダリウス・サボニウス型風力発電普及協会※1」の運営にも参画。電力総量のパーツを賄うものとして同装置の普及活動を幅広くサポートするとともに、今後は“新エネルギー事業”として太陽光発電や燃料電池などと組み合わせた省エネ化を提案するなど、同事業を積極的に推進していく方針です。

※1【ダリウス・サボニウス型風力発電普及協会】
…「ダリウス・サボニウス型風力発電」の普及促進を目的に設立された産学連携組織で、早稲田大学と、イーアンドイー、協和エクシオなどの民間企業、さらには風力発電に興味のある個人など約50社・人で設立。今後は研究開発と実証試験の実施、発電技術者の養成を進めるとともに、風力発電をテーマにした講演会も展開する予定で、普及に向けた幅広い活動を実施する。
事務局はイーアンドイー本社内に設置。会長は多田彰吾(協和エクシオ・取締役CE営業本部長)。


【本件に対する問い合わせ先】

(株)協和エクシオ CE営業本部 新エネルギーグループ (電話03-5778-1138)
ホームページ:http://.www.exeo.co.jp/ メールアドレス:t.tsutsumi@hqs.exeo.co.jp

以上