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ニュースリリース

ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日時点の情報であり、現時点では
発表日時点の情報と異なる場合もありますので、 ご了承いただくとともにご注意をお願いします。

2002年

平成14年6月3日
各  位
食肉加工センター専用焼却炉を発売
BSE陰性特定部位だけでなく、牛一頭をまるごと焼却することも可能


 (株)協和エクシオ(社長:貝淵俊二、本社:東京都渋谷区、電話03-5778-1043)では、食肉加工センター向けに、維持管理が容易でコンパクトでありながらBSE陰性特定部位だけでなく、一頭をまるごと焼却できるバッチ式の焼却炉を発売いたします。この焼却装置は(株)インシナー工業(本社:東京都品川区、代表:森野 統司、電話: 03-3441-2291)が製造するもので、当社は設置工事および付帯工事を行います。価格は50頭(約1トン/日)の処理量の標準的なプラントの場合4,500万円で、販売目標は20プラントです。


【背景】
 牛海綿状脳症(BSE)は1986年にイギリスで初めて発見され、日本でも感染牛が確認されるなど大きな社会問題となっています。
 2001年10月に厚生労働省より「と畜場施工規制の一部を改正する省令」が施行され、食肉加工センターなどのと畜場においては、BSE陰性特定部位である脳、脊髄、眼、回腸遠位部については、全ての牛について除去・焼却することが定められています。
 また感染の疑いのある牛については農場で病理検査を行い、検査結果に関わらずと体はすべて焼却することが定められています。
 ところが、と畜場内の焼却炉はダイオキシン発生が懸念されることから縮小傾向にあり、現状の施設では必要量の焼却処理を行うことができず、一般廃棄物や産業廃棄物としての外部処理を行うにしても地元の反対などから十分な処理量を確保できないという問題があります。
 このため、と畜場内にBSE陰性特定部位の処理を円滑に行うことができるよう、平成13年度の農水省補助金事業として建築費を補助する施策がとられています。


【機器の特長】
 今回発売する炉は、1炉で4つのバーナーを有し、主バーナーで上部から、また副バーナーで下部から炎を出して燃焼させるために、燃え残りなく完全に焼却することができます。また二次燃焼室での燃焼により煙や臭いも発生しなくなっています。
 1日の運転は6〜8時間で、維持コストは固定炉のため、ロータリーキルンに比較して安く、トラブルの発生も少なくなっています。
 焼却後の灰や頭蓋骨は動物性残渣として産業廃棄物の処理を行うことができます。
 今回発売するプラントは、すでに(株)山梨食肉流通センター(山梨県石和町)、および高崎食肉センター(群馬県高崎市)で受注済みのものです。
 当社では今後、昨年10月に施行された「と畜場施工規制の一部を改正する省令」の経過措置期間である本年10月までに、全国のと畜場を中心に営業活動を展開し、積極的な受注促進活動を展開する考えです。


【本装置の特長】
  1. 完全燃焼が可能
    投入された皮、肉、骨、体液、脂肪のいずれもがよく燃焼し、煙や臭気やダイオキシンを外部に出さないように燃焼管理することができます。

  2. 一括炉、バッチ(連続)方式で運転管理が容易
    運転中は無人で、頭骨や体液を含む焼却物がすべて灰になった状態で運転終了します。そのためロータリーキルン方式に比較して維持管理が容易です

  3. 投入しやすい
    BSE陰性特定部位などの臓器は炉の上部から、また牛一頭の場合は横部からウインチによる引き込みで炉に投入することができます

  4. 排ガス規制をクリア
    炉内で完全燃焼されることに加え、二次燃焼炉を付加することによりダイオキシン濃度、煤じん濃度も極めて微量になっています。

装置概要
装置概要


以上